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高齢化社会と空調設備~ヒートショックや熱中症への配慮~

最近のご年配の方を見るかぎり、仕事も現役の方が増え、休暇も趣味を楽しむような
元気な方が増えてきた印象がありますが、65歳以上は「高齢者」とされています。

総務省の調べによりますと、日本の高齢者の人口はおよそ3500万人程度。
総人口に対する割合は約25%、つまり4人に1人が高齢者ということになります。
この割合は、今後も増加すると予測され
2035年には3人に1人が高齢者になるという試算もあります。

こうした社会の高齢化にともなって、建築や建築設備の分野においても
これからますます対応に追われることとなるでしょう。重要な課題となります。

過去には1994年に「ハートビル法」という建築の配慮に法整備が入り
2000年には、交通機関の高齢者配慮に関する「交通バリアフリー法」が施行されました。
2006年には、このふたつが統合されて「バリアフリー新法」として法制化されています。

高齢者を含めて、あらゆる人がスムーズに利用できるような配慮は
空調設備では、具体的にどのような点になるのでしょうか?
ポイントは「温度差を適正にすること」です。

冬場の寒い時期には、急激な温度変化で血圧が急変して起こる「ヒートショック」。
また、夏場には「熱中症」も注意するべき事柄です。
かたくなに冷房を拒む高齢者がニュースでもしばしば報道されますが
「5℃程度の温度差」は、「暑い」「寒い」などの極端な体感にはならず
無理なく使用することができますので、適切な温度設定、温度管理がポイントです。

近年では、高断熱高気密の建物が増えていますが
このような建物は基本的に、適切な空調設備を使用しなければ
室内の快適性を維持するのが難しいです。


埼玉県川越市の「有限会社 東亜冷熱」は
業務用エアコンの新設や、改修工事を中心に、建物の空調設備全般の施工をおこなっています。
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