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花粉でエアコンは汚れやすくなる。空調設備機器の管理で注意したいことは?

 

目のかゆみ、鼻水、くしゃみ……今年もとうとうスギ花粉が飛散する季節がやってきました。近年では日本人の4~5割がスギ花粉症にかかっているとも言われているくらい深刻な問題であることを鑑みて、今回は花粉がよく飛散する時期の空調設備機器の取り扱い方などについてお話ししていこうと思います。

 

外気が汚れる季節は、空調設備も汚れやすい

空調設備機器は外気を取り込んでいるのに、なぜ花粉が室内に入ってこないのか疑問に思ったことはありませんか? これは空調設備機器の中にある外調機という外気を取り込む機械のおかげ。フィルターを取り付けることでゴミ汚れを吸着し、室内にクリーンな空気を送り出しています。

一方、(グレードにより外気流入の機械はあるものの)一般的なルームエアコンは基本的に外気を取り込まず、室内の空気を循環させて冷暖房をコントロールしています。

このような仕組みのおかげで、エアコンや空調設備機器を使うことで花粉が室内に蔓延することはないのですね。ただ、花粉の時期はフィルターなどの機械内部や室外機などがどうしても汚れやすくなってしまいます。春は風が吹きやすい季節であり、それに加えて空気も乾燥しているため、空調設備機器が汚れやすくなってしまうというのは、季節柄仕方のないことではあります。しかし、いくら仕方のないこととはいえ、そのせいで冷暖房の効きが悪くなったり、エアコン代が高くなってしまうのはなるべく避けたいところだと思います。

シーズン前後にフィルターの汚れ具合を目視で確認し、もし汚れていれば清掃する。たったこれだけの手間でだいぶ効果が変わりますので、エアコンのコストが気になる方はぜひ試してみてください。

 

空調設備機器は「埃・油・水蒸気」が苦手

この時期は花粉ばかりに目がいきがちですが、実は花粉よりも埃や油汚れのほうがエアコンの能力や電気代に直結します。またこの時期は湿度が低いので、乾燥を防ぐために加湿器をお使いの方も多いと思います。部屋を加湿すること自体は全く問題ないのですが、エアコンのそばで加湿器を使用すると、その水蒸気をエアコンがダイレクトに吸ってしまい、エアコン内部にカビや水カルキの付着が発生しやすくなります。エアコンへの負担を増やさないために、できれば加湿器の設置箇所にも気をつかってあげられると良いですね。

 

さて、弊社では現在、新規人材を募集しております。

私たちの生活にエアコンや空調設備機器は欠かすことのできないものです。生活に密着した部分の仕事なので、安定感は抜群。またこれらの知識を深めることで、ご自身の日常生活をより快適に送ることもできるようになります。

少しでも興味のある方は、ぜひ一度弊社までご連絡ください。